パンデュースまあこのフランス旅日記
- |from. PAINDUCE
- 2017/10/26
こんにちは 本店のまあこです。
夏休みを利用して海外旅行に行ってきました !
カタコトのフランス語と
楽しみな気持ちをスーツケースに詰めて
約12時間の空の旅を終えて
辿り着いた場所は「花の都 パリ」です !
右を見ても左を見てもおしゃれなカフェやバーが立ち並んでいました。
建物はどれもすごく美しくて
誰かが住んでいるお家も泊まったホテルも
全部が観光地なんじゃないかというくらい、きれいでした。
おなじみのロクシタンやハーゲンダッツの
お店もありました。
1日目は
イルミネーションツアーに参加して
エッフェル塔や凱旋門を見て
夜のパリを堪能しました。
昼の賑やかで陽気なパリとは一変して
夜のパリはロマンチックで大人な世界でした。
でも、やっぱりさすが都会の街なので
夜の11時でも人が多くて、お祭りみたいです。
2日目はヴェルサイユ宮殿に行ってきました。
どの部屋にも細かい彫刻に豪華な天井画で
まさに、別世界 でした。
こんなに豪華できらきらな場所に
人が住んでいたなんて、それを想像するだけで感動。
3日目はTGVというフランスの新幹線に約1時間半乗り アンジェという街に行きました。
米山シェフに紹介していただいた
フランスでパン屋さんをしておられる
大西 かおりさん にお世話になり
MOF(フランス最優秀職人)のリシャール・リュアンさんの
「 Boulangerie corneile 」を見学させていただけることになりました。
MOFは日本でいう人間国宝みたいなもので
フランスの文化や伝統を受け継いでいく高い技術があると
フランスから認められた人しかもらえない称号だそうで
そんな職人さんのパン屋さんを見せてもらえて
とてもいい経験になったとおもいます。
フランスのパン職人さんは
厳しくて恐い人が多いときいていたのですが
リュアンさんはすごく優しくて
従業員の人や周りの人を笑かしたり
かわいい笑顔で話してくれるとても気さくな方でした。
ホイロやオーブン、ミキサーやシーターなど
彼はお店の設備を最小限にという
こだわりをもっていてそういうところにもすごく惹かれました。
お店に並んでいるパンは創作というよりは
カヌレやシンプルなバゲットなど
伝統的なフランスのパンや焼き菓子たちを
とてもかわいいディスプレイで置いていました。
フランスでは環境保全などのためにビニール袋が禁止で
パン屋さんにいくと全て紙袋で
バゲットは真ん中に紙をまいてそのままわたしてくれました。
学生のとき先生が言っていた
フランス人はフランスパン片手に街を歩く
は本当でした。
またフランスのパン屋さんは
ガラスのショーケースにパンを並べる対面販売のお店が多く
トレーとトングをもって自分で選ぶ
セルフのお店は見つからなかったです。
なのであらかじめ 現地の日本人に
「ceci S’il vous plait 」(これください)
といったら通じるよと教えてもらったのですが、発音が違うかったのか通じず
なかなか苦戦しました。
アンジェは小さな街ですが
治安もよくとても穏やかでした。
夕方までしっかりアンジェを堪能してパリに帰りました。
4日目は大西さんに教えていただいた
パリのパン屋さんに何軒か行ってきました。
パリの休日の朝7:00は
とても静かで人も少なく
早朝のメトロということもあって
ちょっとどきどきしながら駅までむかったのですが、
危険な目にあうこともなく無事に着けました。
向かったパン屋さんでは
人も街もまだ眠っているなか
パンが次々とお店に並べられていました。
店員さんは
慣れないフランス語で注文すると
分かりやすく英語で返してくれて
とても優しいムッシューでした
3泊5日のフランス旅行だったので
あっという間に時間がすぎてしまいました。
言葉も挨拶くらいしかわからないのに
飛行機と宿だけのプランで
すごくあぶなっかしい旅でしたが
フランスの土地や人のあたたかさに触れて
フランスパンもいっぱい食べられて
とてもいい経験になったと思います。
この旅行で色んな方に
お世話になり助けていただいたりして
すごくすごく楽しめていい旅になりました!
ありがとうございました 。
次はちゃんとフランス語を勉強していきます 笑