北海道研修レポート2017(1)
- |from. PAINDUCE
- 2017/08/25
こんにちは。デトゥットのオオサワです。
7月25日から28日まで、北海道への研修に参加させていただきました。
3回に渡って、ムカイダと共にレポートしますので、
よろしくお願いいたします。
一日目はまず、海の見える山の中腹で、薪窯でパンを焼かれている「エグヴィヴ」さんへ。
ちょうど窯入れの前ということで、まさにその時を見学させていただけることになりました。
ふっくら柔らかい気持ちのよさそうな生地を窯前に運んできては順番にクープを入れて、窯の奥に入れていく。入れる度にスチームを入れる。走って次の生地を取りに行く。また順番にクープを入れて、窯に入れてスチームを入れる。この動作を一つの無駄もない動きでリズミカルに続ける丹野シェフ。約20kg分のパンが並べ終わるまで、それは続きます。
ずっと見ていたいような、息を潜めて見入ってしまうような、そんな時間。全て窯に入れ終わると、「少ししたら、窯の窓を開けて見られますよ」と仰っていただき、のぞかせて頂きました。
つい、「おぉ~!!!」と歓声が上がる、そんな光景。
普段は見れないものを快く見せて頂き、見るもの見るもの全てが感動でした。
その後、江別製粉さんに、江別市の小麦農家さんと江別製粉さんの自社工場へ案内していただきました。
小麦農家さんでは、ちょうど「きたほなみ」の収穫をされていました。見学させていただいたのは大きい小麦農家さんで、小麦を乾燥させるための機械も所有されていたので、一連の流れをタイミングよく見せて頂くことができました。
コンバインで麦を刈る→トラックに積む→乾燥機までピストン輸送する→乾燥させる
ちょうど週末に雨が降る予報が出ていたこともあり、コンバインも乾燥機もフル稼働で作業されていました。
果てしない広さの小麦畑で小麦を刈る様子は圧巻でした。また、「はるゆたか」も作られているということで、畑を見せていただきました。「はるゆたか」は、以前パンデュースでずっと使われていたので、思い入れが強い小麦です。
まだ刈られる前の、一面の「はるゆたか」がさわさわと風になびく姿に感動しました。
<次回へ続きます>