北海道十勝研修1日目:自然栽培の小麦畑
- |from. PAINDUCE
- 2016/08/01
新大阪店のいのうえです!
先日、2泊3日で北海道の十勝へ研修に行ってきました。
いつもパンデュースでお世話になっている、
小麦を作っている農家さんの畑やチーズ工房、
小麦を製粉する工場などを見学させてもらったり、
お話を聞かせてもらいに行ってきました!
今回は、
1日目に訪れた、小麦を作っている中川さんのお話を
紹介させていただきたいと思います。
一般的にほとんどの農家さんは、
「慣行栽培」と呼ばれる、化学肥料や農薬を使い、
病気や害虫の防除を行う栽培方法をされているところが多いみたいなのですが、
中川さんは「自然栽培」。
簡単に言うと、何もせずに種をまいて収穫だけ、なんです!
中川さんは
仕事をしている中で、自分がストレスに感じることがあったら、
その仕事をなくしていったそうで、
例えば、
雑草がたくさん生えてきて抜かないといけない、
抜くための時間がかかる、
睡眠時間を削らないといけない、
じゃあやめよう、
と、手間になることをいろいろなくしていった結果、
今の形、つまり自然栽培になったそうです。
肥料はというと、
緑肥としてクローバーなどを植えて、1年休ませた畑で育てるので
堆肥などの肥料も一切使わないんです!
小麦を育てている畑にも、あえてクローバーを植えて、
土の見える部分はすべて緑で埋めつくされています。
そうすることで虫もつかず、病気も全然出ない、と仰られていました。
小麦を育てるための1年休ませる畑を作るので、
本来なら、その土地の分の小麦を育てられるのに
あえてそうしている中川さん。
自分の好きなようにやりたいようにやっただけ、
いろんな小麦があって
その中から自分のところの小麦を選んでもらえたらいいなと思う、
と話されていました。
畑に入って、育ててみて、自然と触れ合ってわかったこと..
肥料をやったらあんまりよくなかった、
じゃあ肥料をやらないでおこう、
と、自分が楽にできるようにしていった結果が
中川さんの自然栽培のやり方で、
話を聞いていくに従って、興味をひかれることがたくさんあって、
すごいなーと思うことばかりでした!
仕事が楽しいと仰られていた中川さん。
本当に終始楽しそうにお話しして下さっていて、
楽しいのがわたしたちにもすごく伝わりました。
農家さんに直接お話を聞くことなど、なかなかないので、
とても心に残る良い経験をさせてもらい、
普段食べている、お店で販売しているパンデュースのパンのことを
もっと深くまでお客様に伝えていけたらいいな、という思いがとても強くなりました。
2日目、3日目は別のスタッフが報告してくれます☻
ぜひ楽しみにしてください!